AIR  アーティスト・イン・レジデンス まち・人・アートをつなぐポテンシャル
KIKAbooks

AIR アーティスト・イン・レジデンス まち・人・アートをつなぐポテンシャル

通常価格 ¥2,750 ¥0 単価 あたり
AIR アーティスト・イン・レジデンス まち・人・アートをつなぐポテンシャル
菅野幸子・日沼禎子 編

 

国内外からアーティストを招聘し、その土地での滞在制作をはじめとするあらゆる文化活動を支援するAIR(アーティスト・イン・レジデンス)。日本では80年代にすでに地方自治体によるAIRが始まり、90年代においてその関心がより高まったと言われています。分野を問わずあらゆる芸術文化活動を行う拠点であり、国際的かつ地域的な交流が生まれる、まさにアーティストにとって活動の基盤となる場所として機能してきました。
現在では広く認知されているAIRという存在は、街やアート、人にどのような変化をもたらしてきたのか。そして未来のAIRのビジョンを、運営者たちが、実体験に基づく視点から綴っています。
今や世界中に無数と存在するAIR。現在の地点からそれらを見渡し、更に先を見据えるための記録と経験が詰まった、重要な一冊です。


著者 : 
編集…菅野幸子, 日沼禎子
執筆…小田井真美, 勝冶真美, 森純平,村田達彦, 稲村太郎, 杉山道夫, バス・ヴァルクス, 柳沢秀行, 石井潤一郎, 辻真木子, 大澤寅雄, 作田知樹, 柴田尚

出版 : 美学出版

ページ数 : 272p

サイズ : 148mm×210mm

発行年 : 2023年

※送料無料 

 

内容

ーーーーーーーーーーーーー

はじめに――なぜこの本を作ったのか

第 1 章 AIR概説
アーティスト・イン・レジデンスとは何か?――芸術的・社会的価値を支える仕組み

第 2 章 AIRケーススタディ
1 日本のAIR――AIRと行政、黎明期から現在
2 地域づくりとAIR――アーティスト・イン・レジデンスと地域活性化
3 オルタナティブAIR――近さのための遠さ、遠さのための近さ
4 マイクロレジデンス――そのフィロソフィーとネットワーク活動
5 パフォーミングアーツのAIR――クリエーションを支えるAIRとネットワーク
6 伝統工芸とAIR――アーティスト・イン・レジデンスは工芸産地の衰退を救えるか?
7 国際文化政策とAIR――海外文化機関のAIR
8 美術館のAIR――多角的に求められる役割の方策のひとつとして
9 大学とAIR ❶――「産」「学」緩衝地帯としてのAIR
 大学とAIR ❷――Y-AIR ― Artist in Residence for Young
10 AIRの未来――未来社会のための試行錯誤と実験の場をつくる

第 3 章 文化政策とAIR
1 AIRの定量的な過去と現状の把握
2 文化政策としてのAIRのあり方

第 4 章 AIRインタビューズ
1 森山未來  AIRはもぐら?
2 服部浩之  不確かさの魅力
3 ハイメ・ヘスースC・パセナⅡ  AIRでの経験は、私を良き観察者にしてくれた
4 安藤祐輝  制作に対する視野の広がり

第 5 章 AIRのつくり方
1 AIRをはじめるためのQ&A――S-AIRでの経験から
2 AIRをはじめる・育てる・つなぐ
[COLUMN] 国際木版画ラボ/河口湖アーティスト・イン・レジデンス

おわりに

データ集
  AIR一覧
  AIRネットワーク/ポータルサイト
  AIR研究報告書
  AIR関連年表

執筆者紹介

ーーーーーーーーーーーーー

 

ISBN : 978-4902078770


この作品をシェアする