KIKAbooks
小倉正史著作選集 《 アートはどこへ行く? 》
通常価格
¥4,950
小倉正史著作選集 《 アートはどこへ行く? 》
混迷する時代の中で、アーティストに何ができるのか。アートに何の意味があるのか。私たちはいかにアートと向き合い、そこから何を受け取るべきなのか。時代状況に迎合することなく、アート、そして社会のあり方を鋭く問い続けた孤高のアナキスト―批評家の軌跡。
著者 : 小倉正史
出版 : 水声社
ページ数 : 337p
サイズ : A5版
発行年 : 2022年
内容
ーーーーーーーーーーーーー
Ⅰ 拡散するアートの場
- 今日の日本の芸術
- 二十世紀美術の展開
- 「今日の作家」展の二十五年
- 「アインロイヒテン」展 - ベルリンの壁が崩れた日
- 「特異」さ」からの脱却を - 日本現代美術の海外展
- 海外展とナショナリズム
- 現代美術国際展「ドクメンタ9」 - 精神性の回復をめざす
- 国境のない現代美術
- ポンピドゥー・センターの二十年
- ヨーロッパからの8人
- 「パサージュ」展にみる傾向
- 西洋中心主義から離れて
- プラテーア・デッルマニタ - 人間の新しい舞台
- 現代美術と民俗学 - 一九八九年「大地の魔術師」展がもたらしたもの
- 「ドクメンタ13」で思うこと - カオス的な現実を反映した展覧会
Ⅰ 不可視の権力を問う
- 盛大介の嘲笑
- 美術館と現代 / 展覧会と作品
- アナキズムの美術とアンテルナシオナル・シチュアシオニスト
- フィリピン社会の問題点写す役割
- 美術館でサヴァイヴァル・ツールの展覧会をすること
- 「パブリック・アート」ということ
ほか
ーーーーーーーーーーーーー
ISBN : 9784801006317