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京都出町のエスノグラフィ - ミセノマの商世界 -

京都出町のエスノグラフィ - ミセノマの商世界 -

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《京都出町のエスノグラフィ - ミセノマの商世界 -

筆者: 有馬恵子

出版 : 青土社

サイズ : 135mm×195mm×35mm

発行年:2025年

ページ数: 454p

言語 : 日本語

コンディション : S(新品)

 

滅びゆくとされたものたちの思想に向けて
グローバル資本主義経済の末端で、小規模店舗はいずれ消滅すると考えられてきた。しかし本当にそうだろうか? 京都市北部の出町とよばれる「まち」で、店が営まれる空間(店の間:ミセノマ)をのぞき込んでみると、そこでは新しい試みが生まれ、人々が入り込み、まちは常に変化し続けている。 老舗の呉服店、流しの焼きいも屋、駅前のシェアサイクル……半径2kmから描きだされる濃密なフィールドワークから、まちのざわめきと響きあう声が聞こえてくる。
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Prologue 響きあう声

第1部 滅びゆくとされたものたちの思想に向けて

序章 ミセノマのアンサンブル
1 ミセノマと市場
2 通りとミセノマ
3 まちとミセノマ
4 商世界〈バザール・ワールド〉とミセノマ

1章 店、まち、アートのトリロジー
1 「滅びゆく店」「衰退するまち」という視点の再検討
  1-1 自営業の両義性1-2 まちのスキマとスキマ層 1-3 スポンジ化する都市
2 〈ミセノマのアート〉というパースペクティブ 
  2-1 空き間と空き家  2-2 クラブ的なミセノマとバザール的なまち  2-3 手で生みだされるものとしてのアートと社会的転回の時代における店
3 本書の目的と方法、対象と構成
  3-1 目的と課題、方法  3-2 対象  3-3 構成

ほか

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ISBN:978-4791777174

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